タクシーに修理代を要求する行為が相次いでいる。
。タクシーのドアに「靴が挟まった」と、訴え続ける男。
男「ばりばり挟まってるやん、おっちゃん」
運転手「すみません」
男「ほら見てみー、これ。ほらここ、な?」
運転手「すみません」
通称“挟まれ屋”と呼ばれる人物。
福岡市内では、今、タクシーのドアに挟まった靴の修理代として、運転手に現金を要求する被害が相次いでいる。
先週15日、午前0時すぎ、“挟まれ屋”の男による犯行の一部始終をドライブレコーダーがとらえた。
男を乗せ、ドアが閉まりかけた、その時...。
男「痛いって、もう」
運転手「はい?」
男「おっちゃん、挟まってたで、今」
運転手「すみません」
男「痛いわ−」
男は、痛みを訴えるとともに、傷がついた靴の修理代を要求し始める。
男「修理かなんかしてよ」
運転手「5,000円じゃだめですか?」
男「5,000円で直るわけないやん。定価10万円ぐらいするねんから」
運転手「10万円もするんですか?」
男は、傷がついた靴は定価10万円、フランスの高級ブランドものだと主張する。
このあと、タクシーの運転手は要求を聞き入れ、男に1万円を手渡してしまった。
同様の事例は、11月27日にもあった。
タクシーに乗り込んだ男は、やはり「ドアに靴が挟まり、傷がついた」と訴える。
男「おっさん、ドア挟まってんねん」
運転手「えっ?」
男「挟まってたで。靴も傷入ってるし、ほんま」
運転手「すみません」
男「すみませんで済めば警察いらん。どないするねん。ドア開けます、閉めますぐらい言えるやろ。なんで言われへんの?」
運転手「すみません」
靴の修理代を要求する男に違和感を覚えた運転手は、支払いを拒否。
すると、男はタクシーを降り、立ち去った
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-289231.html