作り手減少した鉄輪ごま、姫路独楽職人が復刻 「コマ」った愛好家に救いの手
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兵庫県姫路市の伝統工芸品「姫路独楽(ごま)」の職人村岡正樹さん(55)=姫路市=が、側面に鉄の輪をはめた「鉄輪ごま」の作り手が少なくなった現状を見かね、復刻を始めた。鉄輪のないこまより長時間回るため愛好家に人気があるが、大量生産していた企業が事業を停止し、入手しづらくなっているという。こま回しシーズンの正月を前に、村岡さんは「困っている人の助けになればうれしい」と話している。(上杉順子)