日本維新の会副代表でもある吉村洋文大阪府知事を、ツイッターでこう切って捨てたのが、「れいわ新選組」の大石あきこ衆議院議員(44)だ。

 大石議員は、「文通費(文書通信交通滞在費)」見直しを訴える急先鋒の吉村知事自身が、かつて在職1日で100万円の「文通費」を受け取っていた事実を明かし、批判の“ブーメラン”現象が沸き起こるきっかけを作った。

大石議員と維新の“因縁の戦い”は13年に及ぶ。

橋下さんは、知事選のときから『公務員は特権階級』『公務員というシロアリのケツを蹴る』なんて言ってました。
一生懸命、府民のために働いているのに、こんなことを言われて喜んでいたら“ドM”ですよ。
公務員を悪者に仕立てて、府民の不満をそらす。そういう手法は非常に危険だと思いますし、公務員の一人として腹が立つじゃないですか。
『職員の先輩や仲間が、府民のためにこんなに頑張っているのに嘘つくな!』『お前に何がわかるんや!』という気持ちでした」

そして、スタートした橋下府政は心配したとおり、府職員にとって厳しいものだった。

「ともかく職員の数を減らすという流れです仕事は増えるのに人員は減っていくみたいな状況が山ほど出てきた。当然、仕事の質は下がります。これでは結局、府民のためにもならへん。府民への騙し、裏切りですよね」

維新の人減らし政策は、現・吉村府政のコロナ対策にも影響しているという。

「大阪府の人口当たりのコロナによる死者は全国ワースト1です。これは、維新府政が保健所などの公衆衛生部門をリストラしてきた結果ですよ。でも、そうした報道は極端に少なく、これ、おかしくないですか」

「よく、地下鉄のトイレがきれいになったって言うんですが、それでええんかと。実際、大阪はほかの大都市よりも労働者の所得が低迷しているんです
トイレきれいで、そこへの投資はされているかもしれない。でも、賃金上がり子供増やせましたか? それが叶ったのはごく一部の人で、多くの府民は貧しくなっている。それは、日本全体の問題でもありますけど」

「維新の何が悪いって、自公政権を代弁する“突撃隊”の役割を担っているところです。それなのに改革者ぶって・・・・・・ほんま最低や」

今度、「FLASH」で吉村知事と対談しては? 最後にそう提案してみた。

「いいですねえ。でも、それって私しか得しないんですよ対談相手が橋下さんでも橋下さんが『れいわの非常識度が炸裂!』って、わざわざ絡んでくれたんです。それに私は『元上司の橋下さん。お久しぶりですね』とリツイートで返答したら、私のツイッターのフォロワーが倍になったんですよ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2952c19d2cca6139811061a6a6a26e5cc74f4d6c