コリアンタウンで警官が撃たれる
2002年12月7日

ロサンゼルス市警の警官が、昼休みの歩行者でにぎわうコリアタウンの路上で、ライフルを振り回す男に至近距離から撃たれ、重傷を負った。

警察官は、背中にライフルを背負い市街地を歩いていた容疑者を追跡していたが、容疑者が振り向いて発砲したと警察は発表した。警官たちは、容疑者が交通量の多いウエスタン・アベニューに到着する半ブロック手前で、地面にタックルした。

負傷した警官、ビクター・アルバレス(29歳)は6年半のベテランで、肩を撃たれ、衝撃でで防弾チョッキの一部がずたずたになった、と警察当局は言っている。彼はシダーズ・サイナイ・メディカル・センターに運ばれ、手術を受け、その日のうちに重傷だが安定した状態であると発表された。

発砲の前に、デビッド・ローランド・ヤング容疑者(47)は、背中にレミントンモデル7 .308Winボルトアクションライフルを装備し、7ブロック近く歩いていたと警察は言っているが、6人以上の警官が武器を捨てるように命令して、彼を追跡した。彼が代わりに発砲したとき、これらの警官は誰も撃ち返さなかった。

現場で記者団に説明したゲーリー・ブレナン少佐は、8人の警官の行動を「極めて英雄的」と称した。

「歩行者を危険にさらすより、自分たちを危険にさらしたのだ」とブレナンは言った。

参考
レミントンモデル7
https://i.imgur.com/1LcVvX8.jpg