https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20211224-00010000-bbspirits-000-1-view.jpg
33年の時を経て再び全国の舞台に立った北越の初戦は大会初日の12月23日、東京体育館のCコートで行われた。
相手は204センチ122キロの留学生、ジョベ・モハメドを擁する高知中央である。ベンチ入りメンバーの最長身が183センチという北越にとって、非常に難しい相手であることは確かだった。

しかし、北越は試合序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、第1クォーターは1点リード、前半終了時点で同点、さらに第3クォーターも1点リードで終えた。
そして迎えた第4クォーター、北越はアグレッシブな3ポイントとセカンドチャンスで得点を重ね、このクォーターだけで35得点を叩きだして高知中央を撃破してみせた。
思い切りの良さは3ポイントやリバウンド以外にも随所に表れ、残り1分34秒には177センチの青木汰斗がジョベの待つゴール下に果敢にアタックし、勝利を決定づけるバスケットカウントをもぎ取っている。
サイズの不利に臆することなく真っ向から挑んだ勝負は、会心の結果を呼び込んだ。

これまでは帝京長岡と開志国際に全国への道を阻まれ続けてきたが、今大会に限れば県内でその2校と戦ってきたことが生きた。留学生を擁するチームと戦った経験が全国での1勝に結びついたのである。
結果的にジョベには43得点23リバウンドを許しているが、就任8年目の後藤寛史コーチはジョベに対して体を張った西巻拳汰を称えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/74a82350009def599c5be743f160eb26f4c364c8?page=1

ボックススコア
https://wintercup2021.japanbasketball.jp/boxscore/?schedulekey=7374&;period=18

北越(新潟・予選大会3位)
https://wintercup2021.japanbasketball.jp/team/m_NI03/
高知中央(高知・予選大会2位)
https://wintercup2021.japanbasketball.jp/team/m_KO02/