「ワクチン接種率は変わらないのに…」医療崩壊寸前の韓国 なぜ日本との差がついた?
《6割がブレイクスルー感染》
https://bunshun.jp/articles/-/51092?page=2

日本の感染者が激減した要因は、日本や韓国はもちろん、さまざまな国の研究者が分析を進めるなか、いまだ結論は出ていないが、
少なくとも日本と韓国の大きな違いには「自己責任」がある。

感染を防ぐためには、外出の際にマスクを着用し、手洗いを励行、また不要不急の外出を自制して密を避けることが肝要だ。
南朝鮮は政府がマスク未着用者に罰金を科していることもあり、97.3%が外出時にマスクを着用していたが、
公共トイレを利用した後、4人に1人が手を洗っていなかった
(南朝鮮疾病管理庁「2020年地域社会の感染症予防行動実態調査」、21年10月14日発表)。

疾病管理庁の発表によると、不特定多数の人が使うトイレを利用した市民2000人のうち、
利用後に手を洗った人は前年(63.6%)を上回る75.4%と、調査が始まった2013年以降で最も高い数値となった。
しかし、石鹸を使用した人は28.0%にとどまっていた。
手を洗う習慣がない人にウイルスが付着したら、感染する可能性は高まる。

政府の規制はむしろ「密」も生み出した。
スポーツ施設の営業を制限したことから運動ができる公園などの利用者が増え、
飲食店の営業時間を制限したことで利用者の帰宅時間が重なった。
在宅勤務や時差出勤の拡大で、通退勤時間の混雑が緩和されるなか、
飲食店の営業終了時間に合わせて、地下鉄やバスは身動きが取れないほど混雑している。