浜田市消防本部は公務中に私的な目的で、消防指令センターの地図検索機能を使って、個人の住所を調べたとして、消防職員を戒告処分にしたと発表した。

27日付けで戒告処分となったのは48歳の消防主任の男性職員。浜田市消防本部によると、この消防主任は名札で苗字を知った市内の店舗に勤務する女性の住所を把握するため今月12日、公務中に119番を受信する消防指令センターの地図検索機能で位置情報の目的外収集を行ったという。

翌日店に出向き、この女性に対し自宅の場所を確認する旨の発言を行い、その後、女性の家族の関係者から浜田消防署に連絡があったことから発覚した。

浜田市の久保田市長は極めて遺憾であるとし、公務員としての自覚を強く促し、再発防止を徹底するとコメントしている。https://news.yahoo.co.jp/articles/4ef2020bca2841a30e977382aa48021daa18e27c