「体の痛みがとにかく凄い」オミクロン株感染か 男性が語る感染経路と症状
日本への入国者にも相次ぐオミクロン株への感染。濃厚接触者も増加の一途をたどっています。この先、年末年始の人出が増加するなか、市中感染は阻止できるのでしょうか?
先日、アフリカ大陸から日本に帰国し、オミクロン株の感染の疑いが判明した日本に永住権を持つ外国籍の男性に話を聞きました。
オミクロン株の疑いがある男性:
とにかく大きなショックを受けています。まだ信じられません。悪夢のようです。まさか自分が感染するなんて信じられない。感染対策に常に気を遣っていたんです。誰もが感染のリスクがあると思いました。
この男性は空港での検査は陰性でしたが、同じ飛行機の同乗者にオミクロン株の感染者が出てしまったのです。
オミクロン株の疑いがある男性:
保健所から電話があって、同じ飛行機に乗っていた方が、陽性だという連絡がありました。
その後、スクリーニング検査をしたところ、男性も陽性が判明。オミクロン株の可能性が極めて高く、すぐに関東の医療機関に入院。治療が行われました。
オミクロン株の疑いがある男性:
熱があります。体温は38度から40度の間です。呼吸は苦しくありません。楽になったとは言えません。体の痛みがとにかくすごいです。あと数日はかかると思います。
国内でも感染確認が相次いでいるオミクロン株。濃厚接触者に認定された人も増加の一途をたどっています。12月11日にアメリカから一時帰国した女性は
アメリカから帰国した女性:
(ホテルの部屋から)とにかく外には出ない。もう一歩も部屋から出ないというぐらいですかね。(部屋が)ちょっと狭いっていうのがありましたけど、短い期間なので全然大丈夫です。
アメリカからの帰国後、都内のホテルで待機中、厚生労働省から一通のメールが届いたといいます。
【厚生労働省から届いたメール】
あなたが搭乗していた航空機において新型コロナウイルス感染症に関する検査で陽性と判定された方が確認されました。
アメリカから帰国した女性:
同じ飛行機に乗っている方が(新型コロナの)陽性反応が出たので、もし濃厚接触者になった場合は個人的に連絡を致しますといったメールでした。
その後、女性は検査で陰性。自宅での待機に切り替わりました。一緒に暮らす高齢の両親とは極力、接触を控えていたといいます。しかし、帰国から5日後のこと。
アメリカから帰国した女性:
同乗者がオミクロン(陽性の疑い)だってことが分かったので「濃厚接触者になるので療養待機をお願いします」ということでした。
女性はオミクロン株の濃厚接触者に認定。用意された車ですぐさま都内の宿泊療養施設に移ることになりました。
アメリカから帰国した女性:
「ついにそうなってしまったか」という感じでした。もう少し早く分かっていたら家に帰らなかったかなと思います。帰らなくても済んだかなとも思います。
宿泊施設では原則、部屋から出ることは禁止。食事は施設が用意したお弁当です。
アメリカから帰国した女性:
外出は一切できないですよ。お弁当を取るときにちょっとだけ開けるだけで、コロナの検査の時もパッと置くだけです。
そして体調の変化などを毎日報告し、3日に一度検査が行われるといいます。
アメリカから帰国した女性:
(自宅待機中は)常識の範囲内で、行動しないといけないと思うんですけれども、やっぱり人によっては、遊びに出かけてしまう人もいるでしょうし、100%防ぐことは難しいだろうなと思います。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4431617.html