https://anond.hatelabo.jp/20211228223841
■弱者男性ってメス化した男なんだなって気づいた
ツイッターを見てると面白いツイートがあった。
「男同士でケアしてろと言われた弱者男性は団結して女叩きをすることによって
ケアの代わりをなしているのではないか」というツイートだ。
同じ所属の者たちで団結して論調を強めるというのは女性によくみられる傾向がある。

この場合だと同じ所属(弱者)で集まった男性たちで女性という一つの敵を作りだし叩くということだ。
そこに反論の意味は無い。彼らはそうすることで傷を舐めあうのだ。
何故このようなことが起きるのか考えた結果、弱者として認定された男性は女性化するのではないかと感じた。
ここで言う女性化とは性的指向の転換ではない。行動パターンが女性に見られる、
あるいは女性がやりがちと考えられているものに変化するということだ。
SNSや匿名掲示板を見ているとしばしばメンヘラのような発言をしている男性を見かける。
彼らは決して満たされない承認欲求を少しでも満たそうとそのような言動を行う。
そこに男らしさなど微塵も存在しない。彼らは互いの顔も名前も見えないネットの
中でのみ自己の不満や嘆きをぶつけることができるのだ。
そんな彼らも実生活においてそのような発言をすることはない。
それがいかに歪で気味の悪いことか理解しているからだ。

社会が求める男らしさから逃げた、あるいは満たせなかった男性への社会の視線は冷たい。
そんな彼らに出来ることはネットの片隅で女々しいことを愚痴るだけだ。
執拗な女叩きをしておきながら彼ら自身は自分たちが一番嫌っているはずの女性の言動を
してしまっているのがなんとも皮肉なものである。
そうした弱者男性の自己矛盾の根底にあるのは女性への羨望であると思う。
明確に弱者として扱われ優先的にケアしてもらえる彼女たちへの嫉妬。
「女のなりぞこない」という弱者男性を形容した悪口は言い得て妙である。
彼らが救われることは決してないのだろうが、乱心せず穏やかに日々を過ごしてもらうことを祈るばかりである。