https://jp.wsj.com/articles/macau-casinos-uncommon-prosperity-is-at-risk-11631753994
しかし、マカオにはまだ観光客も戻っていない。
21年1-10月のマカオのギャンブル収入は、19年の同時期を71%も下回った。
昨年から隔離なしで旅行できるようになった本土の観光客は戻り始めている。
ただ、オンラインでのビザ申請が再開されていないため、来客数はコロナ前の
水準に遠く及ばない。このところ本土とマカオでコロナ感染が再燃していることも、
旅行客をさらに減少させている。
 マカオの賭博法改正の動きもあり、セクターの先行きは不透明だ。
監視が強化され、コストが増加すると投資家は懸念している。
マカオのカジノ事業者6社は今年、平均して時価総額の半分近くを失い、
株価は昨年以上に低迷している。