桜を見る会 「不起訴前提の再捜査」 安倍氏告発者ら、特捜部批判
毎日新聞 2021/12/29 西部朝刊 有料記事 1441文字

 「桜を見る会」前夜祭の費用補?(ほてん)問題で、東京地検特捜部が28日に
安倍晋三元首相(67)を再び不起訴(容疑不十分)としたことを受け、
告発した市民団体からは「おざなりの再捜査だ」と批判が上がった。

 安倍元首相にさらなる説明を求める声も出た。

 午後2時過ぎ、特捜部は「再捜査を遂げた上、本日、不起訴処分とした」と記した
前夜祭の再捜査に関する発表資料を報道各社に公表した。
 資料に安倍元首相の名前はなかった。

 その後の副部長による記者への説明でも「安倍議員は容疑不十分。再捜査で
十分な証拠が得られなかった」と説明するのみで、再捜査での安倍元首相への
再聴取の有無や、メールなどの客観証拠の収集などについての質問には回答を控えた。

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