晩年まで精力的に活動、ジャズ評論の瀬川昌久さん死去…97歳

 90歳を超えても精力的に活動したジャズ評論の第一人者、瀬川昌久(せがわ・まさひさ)さんが29日、肺炎で死去した。97歳だった。

 東京都出身。東大法学部卒業後に銀行員となり、米ニューヨークに駐在していた50年代、チャーリー・パーカー、ギル・エバンスら現地のジャズミュージシャンの演奏に接し、評論活動を始める。ジャズコンサートやミュージカル、CDの企画にも携わり、戦前戦後の音楽の紹介にも尽力した。「ジャズで踊って」など著書多数。日本ポピュラー音楽協会会長なども務めた。
https://www.yomiuri.co.jp/culture/music/20211229-OYT1T50111/