政令市長選で共産系4番手 「支持層が維新に流れた」の衝撃

衆院選で共産の全国議席は12から10に後退。取材を進めると、立ち位置が全く「逆」の日本維新の会に支持層が流れているとの声も聞こえてきた。

ただ、それにしても負け過ぎではないか。
今回の衆院選で、共産の全国の比例票は約417万票と前回より約24万票も減り、兵庫県内は約2万9000票と減り幅が全国で最も大きかった。
兵庫の共産党関係者の間では興味深い見方が広がった。

「衆院選で小選挙区は共産、比例代表は維新に入れた有権者がいる」

共同通信社の出口調査によると、維新が候補を立てなかった衆院選の兵庫2区(神戸市兵庫区など)で共産候補に入れた有権者のうち2割が比例で維新に投票。
同じく維新候補がいない同8区(尼崎市)では3割に達していた。

https://mainichi.jp/articles/20211225/k00/00m/010/179000c