南アフリカ大統領府は30日、新型コロナウイルスのオミクロン株によって主に引き起こされた感染の第4波が、
ピークを越えた可能性があると発表した。午前0〜4時に実施していた夜間外出禁止令も解除する。

 大統領府は、12月25日までの1週間の新規感染者数は8万9781人で、
前の週から約3割減ったと指摘。オミクロン株は感染力が強い一方で、
過去の感染拡大の波に比べて入院率が低く、病床にも余裕があることなども考慮して、
規制を緩和することを決めたという。

 発表では、屋内での集会も、これまでより250人多い最大千人以下まで認めるとした一方で、
公共の場でのマスクの着用義務づけなどの規制は引き続き実施する。


https://www.asahi.com/articles/ASPD054FCPD0UHBI00C.html