昨秋、St. Louis Post-Dispatch紙の記者として活動しているルノー氏は州教育委員会(Department of Elementary and Secondary Education:DESE)のサイトを閲覧中に、
ウェブページのソースコード上に10万人以上の学校教師、学校管理者、カウンセラーの社会保障番号が平文で記述されているのを発見、公表はせず、国にこの問題を報告しました。

その後、問題がすべて解決されたのを待って、ルノー氏はこれを記事化しました。おかげで、州当局には直接な被害は発生することもありませんでした。

しかしこの、本来なら州から感謝状の1枚も贈られてよいはずの行動に対して、パーソン知事は何を思ったのかルノー氏を「ウェブサイトをハッキングした」として犯罪者扱いし、起訴する意向を示しています。

さらに州教育委員会のマギー・ヴァンデヴェン氏も、教育関係者への配布文書のなかで「ある人物がウェブページにおけるソースコードの暗号化を解除し、少なくとも3人の教育関係者の記録を持ち出し、その社会保障番号を閲覧した」と述べました。

https://japanese.engadget.com/governor-wants-a-journalist-prosecuted-for-looking-at-website-source-code-235003188.html