長さが約70センチ不足した橋脚見つかる 東海環状自動車道の建設工事区間で 原因は測量ミス

東海環状自動車道の全面開通にむけた建設工事で、設計図より長さが不足している橋脚が1基見つかりました。

NEXCO中日本名古屋支社によりますと、岐阜県で建設工事を進めている東海環状自動車道・大野神戸IC(神戸町)から糸貫IC(仮称)(本巣市)までの6.8キロの区間で、本巣市にある施工済みの橋脚1基の長さが、設計図より70センチほど足りないとの報告が施工した「ツチヤ」(大垣市)から今月8日にありました。

NEXCO中日本が作成した設計図では、橋脚の長さは地上部分・埋める基礎部分を合わせて12メートルとなっていましたが、施工された橋脚は11メートル30センチほどしかありませんでした。地上部分を10メートル、基礎の部分を地面から2メートルの深さで埋めることになっていましたが、実際は70センチほど浅く埋めていました。

原因は、施工会社による測量のミスだということです。

NEXCO中日本は問題が見つかった橋脚について、バランスなど安定性と安全性を検証し対策を検討するとしていますが、2024年度の東海環状自動車道の全面開通に影響はないということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/031c078fdc2b807ce940b10e895ca803ebd3b19b

https://i.imgur.com/bipo5no.jpg