園によると、トラは10歳のベンガルトラの雄「ボルタ」で、体長は頭部を含めて約2メートル、体重約150キロ。
本来いるはずの柵が付いた飼育スペースではなく展示スペースに向かう通路にいて、飼育員と鉢合わせしたとみられる。

飼育スペースと通路は柵を隔てて隣り合っている。
マニュアルでは、展示終了後はトラを飼育スペースに入れて、柵が下りているのを確認する。
だが、4日は確認をしていなかったという。

トラは通路に残ったまま5日を迎え、それを知らずに飼育員が開園準備で通路に入ったという。
県警は関係者から事情を聴くなどして、管理に問題がなかったか調べている。5日は営業開始前で客はおらず、事故を受けて臨時休園となった。

サファリパークはゾウやキリンなど70種約700匹の動物を飼育し、専用バスやマイカーなどから見物できる。
1997年と2000年に、飼育員がライオンに襲われる事故があった。


あ、これはまんさんのせいだわ