『呪術廻戦』などの声優を務める緒方恵美が語る 自身にとっての“声優”「俳優であることを芯に持つ」
https://times.abema.tv/articles/-/10010007

2021年も声優がエンタメ界で大活躍した。劇場版『鬼滅の刃』が世界総興行収入500億円を突破し、出演した人気声優らがバラエティー番組に引っ張りだこ。

さらに、ファイナルシーズンで盛り上がっている人気アニメ『進撃の巨人』で主人公のエレンを務める梶裕貴は、その人気の高さからCMに多数出演した。

 そして、『エヴァンゲリオン』シリーズの綾波レイ役などで知られる林原めぐみは、ベストジーニスト賞を受賞。声優として初の快挙となった。

 アニメのヒットがきっかけで巻き起こっている近年の声優ブームについて、『ABEMAエンタメ』が声優界の大御所・緒方恵美を直撃した。

――キャリアを重ねる上で声優という仕事に対して、緒方さんの考えは変わりましたか?

「自分がデビューした『幽遊白書』と『セーラームーン』という作品からアニメ業界が変わったところがあって、グラビア雑誌が立ち上がったり『なぜ自分が写真集を撮らねばならないのか』とかいろんなことを考えたのが、むしろ最初(デビュー時)だったので。事務所の先輩たちとかからは変な言い方ですけど、『お前らのやっている仕事は声優と言えるの?』みたいなことを言われて、『声優じゃないのかもしれない』みたいなことを悩んでいる時期でした」