>>1をはじめ本気で勘違いしてるのも結構いそうだけど文脈はネトウヨ激怒だからな

「……どうして政治家って、こう右翼化というか、愛国主義というか、…こう、偏るんでしょうね…?」

「簡単なことさ。政治家が一番ほしいのは票だ。票は有権者が投じる。
だが二十歳以上が全員投票するわけじゃない。
投票率のほとんどは退職して時間にゆとりがあり、その分、政治に関心の高い高齢者が占めている。」

(略)

「そうさ。俺たちの親世代は全員、あの戦争を潜ってる。お国のためと信じ、血を流して苦労を強いられてきたんだ。
敗戦したが、あの戦争で何かを変えられたからこそ、今の平和を築く礎になったと信じてる。」

「あー、よく言ってますね。もし日本が戦争を起こさなかったら、アジアは今でも白人の植民地だったとか何とか。
…勝てない戦争だったが、必要な戦争だった、みたいなことを今でも言ってますよ。」

「となれば、いくら戦後は平和主義を訴えようとも、戦前日本を蔑ろにして高齢者の票が取れるわけがない。
戦争はよくない、二度としてはいけない。でも、あの戦争は必要不可欠だった。そう言わなきゃ、彼らの人生の否定になる。」
「…なるほど。政治家も票を取るのに大変なんですね。」

「そういう主義主張も、本心でしてるなら一意見の主張として立派だと思う。
だが、彼らの票が欲しくて、表向きだけ調子を合わせてる卑劣な政治家もいる。
そういう、戦前の亡霊たちのご機嫌を取って、彼らのおこぼれを預かろうという者が後を絶たない限り、この国の戦後は永遠に終わらないのさ。」
「そうして、戦後の亡霊の遺志は次の世代に受け継がれ、多分、千年経っても相変わらず、
20世紀初頭の戦争について、選挙の度に正義だった遺憾だったと繰り返すんでしょうね。その連鎖から、我が国はいつになったら解放されるんです?」

「簡単さ。若者がちゃんと選挙に行け。そして戦争の話で誤魔化さず、ちゃんと政策を考えてるヤツに投票しろ。実現可能な政策だぞ?