命に嫌われている kenmo cover
「政治に文句言うなよ」「終わってんのはお前だよ」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな
実際 自分はどうでもよくて 社会が死んだら嬉しくて それが嫌だからって言う抵抗なんです
株価上がっても どうでも良くて
税金上がっても恩恵なくて
それでも何とか生きようなんて素敵なことでしょ
画面の先で有名人が死んで それにファイティングポーズを決めて それに感化された少年が
ジャップと言って走った
僕らは命に嫌われている 政治観もエゴも押し付けていつも誰かを殺したいスレを スクリプトで簡単に伸ばした
僕らは命に嫌われている 軽々しく死にたいとか
軽々しく命を見てる僕らは命に嫌われている

お金がないので今日も一日中嫌儲を謳歌する
生きる意味なんて見いだせず 無駄を自覚して息をする
「反日」なんて言葉でこの傷が表せていいものか
そんなレッテルばかり抱え今日も1人布団で
眠る
少年だった僕たちはいつか青年に変わっていく
年老いていつか枯葉ように誰にも知られず生きていく 不死身の体を手に入れて一生死なずに生きていく
そんなsfの妄想してる
安倍が死んでもどうでもよくて
それでも安倍に生きて欲しくて
矛盾を抱えて生きてくなんて怒られてしまう
「日本が嫌なら出ていきなさい」「批判をするなら出ていきなさい」「文句があるなら」「それでもいいなら」「ずっと1人で笑えよ」
僕らは命に嫌われている さよならばかりがすき過ぎて
親ガチャばかり憎んで 簡単に過去ばかりに呪う
僕らは命に嫌われている
本当の出会いなど知らない僕らは命に嫌われている

学歴も年収も資格も職業も
滑稽な夢の戯れで全部才能で買える代物
明日死んでしまうかもしれない
全て無駄になるかもしれない
朝も夜も春も秋も必ずどこかで誰かが死ぬ
金も妻も何もいらない酒があるならそれでいい
そうだ本当はそういうことが歌いたい
命に嫌われている 結局いつかは死んでいく
君だって僕だっていつかは枯葉のように朽ちてく
それでも命を必死に生きて 命を必死に抱えて生きて
脅してあがいて嘲笑って抱えて
生きて生きて生きて生きて生きろ