大阪府は7日、新型コロナウイルスの感染者が新たに676人確認されたと発表した。
1日の新規感染者が600人を超えるのは2021年9月18日(666人)以来。
府はこの日、対策本部会議を急きょ開き、感染状況を示す独自基準・大阪モデルの「黄信号」を前倒しして8日に点灯させることを決めた。
府民に感染対策の徹底を求める。また、感染拡大が続けば医療提供体制が急激に逼迫(ひっぱく)するとして入院基準を厳格化し、
40歳未満で重症化リスクの低い感染者は原則自宅療養とする。

感染者数と医療への負担を指標にした「大阪モデル」は、直近1週間の新規感染者(人口10万人当たり)が「35人以上」
▽重症病床使用率が「10%以上」▽軽症中等症を含めた全病床使用率が「20%以上」??のいずれかに達した場合、黄信号を点灯させる。
7日時点で重症病床は0・2%、全病床は11・6%だが、直近1週間の新規感染者が19・91人で、近く基準に到達する可能性が高いことから
前倒し点灯を決めた。

吉村洋文知事は会議で「オミクロン株の感染拡大は驚異的だ」と表情をこわばらせた。

https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0107/mai_220107_7620195508.html