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タイヤの数に圧倒される公園
 東京都大田区西六郷にある公園が、タイヤのさまざまな遊び方が体験できると話題となっています。いったいどんな公園なのでしょうか。

話題となっているのは東京都大田区にある「西六郷公園」で、公園内の遊具に使われているタイヤの数は約3000本。通称、タイヤ公園とも呼ばれており、近隣住民だけでなく、その話を聞きつけた、多くの家族の遊び場となっています。

 そんなタイヤで作られた遊具のなかでも一番人気は、大きな親怪獣。足から頭までの高さが約8m、頭からシッポまでの長さが20mと、かなり大型の怪獣オブジェとなっており、公園のシンボル的存在です。

 実際に公園を訪れた@tommy42281645さんは、次のように話します。

「タイヤ公園には、仕事の合間にたまたま近くにあったので、トイレをお借りしただけで遊んだりはしていないのですが、よく見る廃タイヤの跳び箱みたいなのが並んでいる位かと思って訪れたので、なかなか衝撃的でした」

 ほかにも、「この公園を知ったのは、シクラメンという蒲田在住アーティストさんがきっかけです。ファンの聖地巡りで訪れる場所になります。タイヤの恐竜の実物は、想像以上に大きかったです」(@chibikumarin5さん)などの情報もあり、地元アーティストが作る曲のなかにも登場するほど、地元では人気のスポット。また、2006年に公開された映画「やわらかい生活」のロケ地としても有名です。

 そんなタイヤ公園のタイヤは、複数の企業から集めた廃タイヤ。実際の乗り物や機械などの廃棄品を集めた、通称「ガラクタ公園」と呼ばれる萩中公園から着想を得たそうです。そのため、適度な弾力性があってケガもしにくく、材料費もかからないなど、メリット満載!

 東京都大田区にあるタイヤ公園は、エコで安全な、近隣住民の最高の遊び場でした。

 なお、西六郷公園改良工事に伴い、2021年3月22日から2021年9月末日(予定)までの期間は、園内の一部が閉鎖されることが決まっています。