「食洗機ランプ消えず」「飼い犬なつかない」「大人数で酒」…110番のうち15%が不急

 「食洗機のランプが消えない」「飼い犬がなついてくれない」――。茨城県警は7日、昨年1年間に受理した110番のうち15%が不急の通報だったと発表した。

 110番を受理する警察官が緊急性の乏しい通報に応答していると、捜査員の急派を要する通報などへの対処が妨げられかねない。県警の飛田孝一・地域部長が記者会見し、日常生活での困りごと相談などの場合は専用ダイヤル「#9110」に連絡するよう求めた。

 県警は昨年の1年間に、計17万3956件の110番を受理した。不急の通報は計2万4705件に上り、自身の落とし物が警察に保管されているかどうかを問い合わせる相談もあった。

 新型コロナ関連の110番は88件。「大人数で酒を飲んでいる」といった警察の緊急対応に直結しない通報が約45%を占めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7de58743b0ce05367301c2dbcecf0075f6cc9b0f