山形県大江町沢口に生まれる。山形県立山形西高等学校を経て、お茶の水女子大学に進学。大学では教育心理学を専攻。卒業後の1974年4月、リクルート入社[2]。1976年結婚、翌1977年退社。
夫の母親が病気となり夫は司法試験を受けるために東京に残り、吉村は1978年長女を連れて山形に帰郷[1]。義父母と同居しながら子育てに専念。46歳の時に夫が病死[3]。
以後社会復帰し、山形市総合学習センターで非常勤教育相談員として勤務。1998年県の教育委員に就任。その後、総合政策審議会、入札監視委員会など多くの委員を担った。
2000年行政書士を開業。
2009年1月25日に投開票が行われた山形県知事選挙に立候補。
事前の予想を覆す形で現職を破り、初当選を果たした[4][5]。2月14日、第50代山形県知事に就任。全国では歴代6人目、東北地方では初めての女性知事となった[6][7][8][9]。
2013年1月10日、山形県知事に無投票で再選。
2017年1月5日告示の知事選には、吉村以外の立候補の届けがなく無投票で3選が決まった。
2021年山形県知事選挙
現職の吉村に加え新人の大内が出馬を表明し、12年ぶりの選挙戦となり、県知事選挙では初めて女性候補同士の一騎打ちとなった。