金属製湯たんぽ、アウトドア人気で再注目 製造期間2カ月延ばす

 兵庫県尼崎市の金物製造会社「マルカ」で金属製湯たんぽの製造が続いている。コロナ禍でアウトドア人気が高まる中、生産量は前年比で約1・5倍と増加している。

 水の入れ替えが必要なく、直火(じかび)やストーブの上に置くなどして温められることからキャンプでの使用が増加。その手軽さがSNSなどで広まり、近年再注目されている。

 同社では例年11月までの製造だが、需要に対応するため1月末まで延長している。同社営業部国内販売課長の白石康之さん(48)は「自然環境に優しい暖房器具。さまざまな生活の場面で役立ってくれたら」と話している。
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