しお‐どき〔しほ‐〕【潮時】 の解説
1 潮の満ちる時、また、引く時。

2 物事を始めたり終えたりするのに、適当な時機。好機。「―を待つ」「ピッチャー交代の―」

3 時間。特に、一日のうちで出産や死亡の多く起こる時間。潮の干満の時刻に合わせて起こるからという。

[補説]2について、文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「ちょうどいい時期」で使う人が60.0パーセント、本来の意味ではない「ものごとの終わり」で使う人が36.1パーセントという結果が出ている。