どの政権も世間の反応を気にするのは当然のこと。国政選挙が近いとなるとなおさらだ。しかし、世論あるいは野党の反応を見て、即座に政策を変更する「変わり身の早さ」は岸田政権の大きな特徴と言える。

1月11日、総理は在職100日を迎える。私はこの内閣をわずか100日間みてきただけだが、直近の菅内閣、あるいは安倍内閣と色合いが随分違うことを感じている。むしろ、両政権を反面教師にしているのでは?と思うこともしばしばだ。
岸田総理は、安倍、菅政権時代に行きすぎた官邸主導を是正すべく、この100日間はトップダウンよりもボトムアップに力点を置いてきたように思う。これによって官邸と「霞が関(=省庁)との関係」、「党本部との関係」が随分変容してきた。

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