上野の双子パンダ、12日からの公開へ練習 人に見られても大丈夫?

187日齢の双子のパンダ(左がシャオシャオ、右がレイレイ)=2021年12月27日、東京動物園協会提供(朝日新聞)
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上野動物園(東京都台東区)で昨年6月に生まれた双子のジャイアントパンダ、オスの「シャオシャオ(暁暁)」とメスの「レイレイ(蕾蕾)」。公開に向けて人に見られる練習を始めた。職員らが双子のいる部屋の前に立って声を出すなどしたが、気にするそぶりはなく「公開は大丈夫そう」という。

園は4日、194日齢になった双子を公開した。2頭とも体重は13〜14キロになった。1日のうち、まだ寝ている時間の方が長いが、起きている時は活発に動き回っている。昨年12月29日から室内展示室の前に職員らが出入りして、公開の練習をしている。最大で約10人が立って身ぶり手ぶりをするなどしたが、2頭とも落ち着いていたという。

 園で双子のパンダが誕生したのは初めて。母親のシンシンと職員で手分けして2頭を育て、生後4カ月以降はシンシンがひとりで2頭と過ごしている。2頭の成長は順調で、双子でじゃれたり、木に登ったりしている。生後6カ月近くになる頃には、個性も出てきた。シャオシャオはやんちゃで好奇心旺盛。レイレイはマイペースという。

 公開は12日から3日間限定で行われる。(本間ほのみ
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