厚生労働省は11日、大量在庫が問題になっている布マスク「アベノマスク」について一般に配布を募ったところ申し込みが相次いだため、14日までの募集期間を28日まで延長すると発表した。
今月6日までに約8万5000件の申し込みがあったという。厚労省はウェブサイトに配布の要項を掲載している。

 詳しい枚数は集計していないが、配布は100枚単位で受け付けており、少なくとも約850万枚の希望があったことになる。
余剰のマスクは約8000万枚(約115億円)で、希望者に配ったとしても大量に残る可能性があるため、同省の担当者は「途中で打ち切らず、希望者にはできるだけ配布したい」としている。個人の希望が多かったという。

https://mainichi.jp/articles/20220111/k00/00m/040/178000c