年末年始にかけて懸念されていた、生乳の大量廃棄が回避できたという。
2021年12月下旬から2022年1月上旬にかけて、学校給食がなくなることなどから、5,000トンの生乳を廃棄するおそれがあったが、生乳生産者などでつくる業界団体の「Jミルク」は、回避することができたと発表した。
酪農家が生乳の出荷を抑えたことや、乳業メーカーが最大限、乳製品を製造するなど、一丸となって取り組んだほか、小売りや流通関係者などを通して消費拡大の輪も広がったという。
Jミルクは、「回避できたのは、皆さまの力が大きな要因であった」として、「深く感謝申し上げます」とコメントしている。

https://www.fnn.jp/articles/-/297301