45年で日本人はどう変わったか(1)

〜第10回「日本人の意識」調査から〜 公開:2019年5月1日

NHKは1973年から5年ごとに「日本人の意識」調査を行い、
同じ質問・同じ方法で調査を繰り返すことによって、社会や経済、政治、生活など、
人びとの幅広い意識を長期的に追跡している。

その最新の調査結果から、結婚観、婚前交渉、女性の職業、女の子の教育など、
家庭・男女関係についての結果を紹介する。

家庭・男女関係は、「日本人の意識」調査の中で最も変化の大きい領域である。

その変化の特徴として以下のようなことがあげられる。
@全体として、男女の平等や個人の自由を認める方向へ意識が変化している。
A増えるものは増え続け、減るものは減り続けるというように、同じ方向に変化している項目が多い。
B世代交代によって変化している質問もあれば、時代の影響を大きく受けている質問もある。

家庭・男女関係についての考え方は45年間で大きく変わったが、
2000年頃からは変化が小さくなった質問も見られる。

https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/20190501_7.html