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 檀家として会計を担当していた寺の預金を着服したとして、兵庫県警川西署は12日、業務上横領の疑いで、川西市の運送業の男(72)を逮捕した。

 逮捕容疑は2015年11月24日ごろから17年10月10日ごろにかけ、川西市内の寺の口座から14回にわたって約2227万円を引き出し、横領した疑い。「自分のために使った」と容疑を認めているという。

 同署によると、男は15年11月ごろから19年4月ごろまで、預金管理などの会計業務を担っていた。口座の残高が減っていることを寺の関係者が不審に思い、昨年12月9日に被害届を提出。預金は市内の銀行窓口や現金自動預払機(ATM)で引き出されており、防犯カメラの映像から男が浮上した。