しかし、家計負担が増えたことや、プラスチック廃棄量全体に占めるレジ袋の割合が少なく、大きな効果が望めないことから、当初より批判が続いています」(経済ジャーナリスト)

 悪評ふんぷんのレジ袋有料化だが、この政策を進めたのは、小泉進次郎前環境大臣だ。

 たとえば、2019年10月7日の初答弁では、 「汚染は人類の責任としてなくさなければならない。レジ袋の有料化をはじめ、消費者、産業界、自治体、国のオールジャパンの取り組みにつながるよう全力を尽くす」と述べている。

 12月6日には環境省が入る合同庁舎でレジ袋が廃止になり、マイバッグで買い物姿をアピール。2020年5月29日には、会見で「今日から全国のテレビ局でレジ袋有料化のCMを放映します」と語り、報道陣にCMを公開した。