それによれば、「地下410~660kmのでマグニチュード5.5以上の深発地震が1カ月に5回以上連続して発生すると、1年以内に環太平洋地域でマグ二チュード7以上の大地震が起きる」確率はなんと80%を超えたのだ。

さらに日本及び日本近隣(オホーツク海や千島列島などの極東ロシア)でマグニチュード6超の深発地震が発生すると、日本で大地震が発生する可能性が格段に高くなることもわかっている。

直近の状況を見てみよう。

昨年、2021年4月と10月の2度にわたって、マグニチュード5.5以上の深層地震が5回以上連続して発生している。

同8月に小笠原諸島(福徳岡ノ場と西之島)で大規模な火山活動が起きた。

同9月13日には、東海沖の地下370kmでマグニチュード5.8の地震が発生、また同29日に石川県日本海沖の地下364kmでマグニチュード6.1の深発地震が発生している。

過去30年のデータ分析が示唆しているのは、今年中に日本でマグニチュード7以上の大地震が起きる可能性が高いということだ。

首都圏と近畿圏で地震が多発している場所などを前掲書に記載したが、今年起きる可能性が高い大地震の震源地については分析を進めている最中だ(角田氏からの見解がまとまった段階で改めてお知らせしたい)。


日本で「マグニチュード7の巨大地震」が起きる確率は「今年中に80%」…“新検証”で驚きの結果が!
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cbbe5646921806d1ae422b2e71fcc974aab92f6?page=3