大阪人には、大阪に都合が良く東京に都合が悪い画像やデータを比較したり、なぜか新宿と梅田周辺のビル(新宿は西新宿だけなのに梅田は中之島北浜福島天満界隈も含める)を比べて、梅田最強!大阪の方が都会!とか騒いでる世間知らずの馬鹿が多い。

だがしかし、新宿駅周辺は東京じゃ副都心のひとつにすぎない。
新宿は東京じゃ一番手の街じゃないんだが。

東京で一番手は大手町や丸の内、日本橋、銀座、有楽町、日比谷などの「東京駅」エリア。大阪でいうミナミみたいに色々な地域が合わさって一つの巨大な街になってる。
この東京駅周辺も含まれる千代田区や中央区、そして港区。この3区が東京の都心。

小売り規模も駅中心から半径1キロ商圏2キロ商圏共々、東京駅>新宿>梅田である。
特に2キロ商圏になると東京駅は年間2兆8000億、新宿1兆6000億、梅田1兆1200億と圧倒的。
東京駅はすぐそばに巨大な面積を誇る皇居があるのにこの数字。
現実的に狭い範囲の1キロ商圏でも、東京駅1兆5000億>新宿1兆2000億>梅田8100億。

49m以上の高層ビルの数も東京駅267、梅田は中之島プラスしてあげて115に対し新宿は109だ。
東京は東京駅周辺や西新宿以外にも大規模超高層ビル街はたくさんあるから大阪とは比べものにならない。まず東京と大阪では栄えている範囲の広さが全く違う。
大阪は一部に固めてるから一部を切り取った写真写りだけは良くて東京と変わらない大都会に見える。
東京はその逆で超高層ビル街が分散しまくってるから写真では伝わらない。
高層ビルの高さの合計なら、虎ノ門六本木赤坂エリアや汐留芝浦竹芝品川港南大崎エリアを出すまでもなく、湾岸エリアだけでも梅田に勝っている有様。がしかし大阪人が出してくる東京のデータはなぜかかなり細かく分けられ豊洲どころか勝どきと晴海ですら別のエリアとして試算している。梅田は中之島福島北浜界隈も含めているのにだ。
そんなもんはヘリにでも乗って空から見てみたら違いがハッキリわかるんだがそれが難しい。

オフィスの生み出すGDPも大手町丸の内エリアだけで日本全体のGDPの2割強を生んでる。
全体の経済規模も新宿区より、東京じゃ港区や千代田区、中央区の都心の方が圧倒的に上。

最後にもう一回言っておく。新宿駅周辺は東京じゃ一番の街ではない。