飲み屋のおじさんに聞いた「若かりし頃の自分に教えてやりたい」人生の教訓
人生は80年もない。30年でほぼ終わってる(54歳・東京・会社員)
人生80年ってなんとなくみんな考えてるけど、実際のところは30才ぐらいでほぼ終わってるように思うね。
たとえば、俺の人生を振り返ってみると、18才までは激動なの。高校受験、大学受験があって、
他にも彼女ができたり、童貞を卒業したりと大きなイベントが目白押しなの。
大学を卒業して就職してからもしばらくは忙しいよね。
将来はこういう社会人になりたいとか夢や希望が出てくるし、結婚して父親になるのもだいたいこのあたりじゃない?
実際、俺も26で結婚して、28のときに長男を授かってるしね。
問題はその先、30以降だね。これくらいの年齢になると自分の実力がどの程度かってわかってくるじゃない。
サラリーマンだったら、あ、俺はいいとこ課長止まりだな、それ以上出世はできないな、とかさ。
言い換えると将来の夢みたいなものは、30才までしか持てないんだよね。
たいていのことは経験済みだから刺激も楽しさも少なくなるし、もうホント、そこから人生の折り返しが始まっちゃうんだよ。
どう死ぬかを考える時間っていうかさ。
だから本当に短いんだよ、人生は。ハタチだったらあと10年しかないもん。
もしそのときの俺にアドバイスできるなら、本気であと10年を生きてみろって言ってやりたいね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4692e5136491d0ae52f55a5fb2bb85f35f973f79