【パリ時事】パリの裁判所は17日、4月のフランス大統領選に立候補を表明している極右評論家ゼムール氏に対し、憎悪を扇動したとして罰金1万ユーロ(約130万円)を言い渡した。

 ゼムール氏は出廷せず、弁護士を通じ控訴する意向を示した。仏紙パリジャン(電子版)などが報じた。

 ゼムール氏は2020年9月、テレビの討論番組で、保護者のいない未成年の移民について「全員泥棒や殺人犯、強姦(ごうかん)犯だ」と主張した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c640d7419a10b38a40696c29269ae81e78ec48ec