レギュラーガソリン価格175.3円 7週連続全国最高値

今週の県内のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットルあたり175.3円と先週に比べて0.1円値下がりしたものの、7週連続で全国で最高値となりました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、11日時点の県内の1リットル当たりのレギュラーガソリンの小売価格は、先週に比べて0.1円安い、175.3円でした。

県内のレギュラーガソリンの小売価格は7週連続で全国で最高値となりました。

長崎県は製油所から遠いうえに、多くの離島を抱えて石油関連商品の輸送コストがかかるため、ガソリン価格の高止まりが続いています。

全国平均は前の週より1.8円高い166.5円で、8週ぶりの値上がりとなりました。

石油情報センターによりますと、オミクロン株の感染拡大に伴う経済活動への影響が限定的だという見方が出て、原油の需要が落ち込むことへの警戒感が和らぎ、原油の先物価格がこのところ上昇していることが全国的な値上がりの主な要因だとういうことです。

今後の価格見通しについて石油情報センターは、「中央アジアのカザフスタンでの大規模な抗議活動など、一部の産油国で供給懸念が広がったこともあり、原油の先物価格は引き続き上昇傾向にある。来週も価格は値上がりするとみられる」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220113/5030013809.html