東大周辺「事前に下見」 刃物3本は自分で購入か 
逮捕の高2、受験生刺傷・警視庁

1/16(日) 15:40配信

大学入学共通テスト会場の東京大の前で受験生ら3人が刺された事件で、
警視庁に逮捕された名古屋市の高校2年の少年(17)が「当日朝、
東大周辺を下見した」という趣旨の話をしていることが16日、
捜査関係者への取材で分かった。

 所持していた刃渡り約12センチの包丁など刃物3本は、自ら購入して
用意したことも判明。同庁少年事件課は周到に事件を計画したとみており、
同日、少年の自宅を家宅捜索した。

 同課によると、少年は15日午前6時ごろ、夜行バスで東京に到着。
地下鉄を乗り継ぎ、文京区弥生の東大弥生キャンパス付近に向かった。

 事件に使った包丁のほか、所持していたナイフ(刃渡り約6センチ)と
折り畳み式のこぎり(同約20センチ)の計3本について「自分で買って
準備した」と説明している。

 少年が持っていた黒っぽいトートバッグの中からは、可燃性の液体が
入った190ミリリットルの瓶8本と500ミリリットルのペットボトル3本、
着火剤とみられるものが見つかった。

 逮捕後、「1年前から成績が上がらず自信をなくしていた。目指している
医者になれないなら、人を殺して自殺しようと思った」と供述したが、
その後は黙秘しているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7399f2fbe6c1b67148a207944919c5b8cc16f34