1位 シンガポール 88万8428ドル(約9772万円)

 シンガポールの議員報酬は世界最高水準です。批判にさらされることもありますが、政治家は政治の質を維持するために必要だと弁明しています。

 2位  ナイジェリア 48万0000ドル(約5280万円)

 ナイジェリアの議員報酬も世界最高水準といえます。シンガポールと異なる点は、国民の多くが2ドル/日で生活している点です。

 3位  日本 27万4000ドル(約3014万円)

 改正国会議員歳費法が適用されて2割がカットされていますがそれでも高い水準です。各種手当を含めると世界1位の水準になります。

 4位 ニュージーランド 19万6300ドル(2159万円)

 2021年から、アーダーン首相は、全閣僚、官庁の責任者の給与を2割削減しています。それでも、議員報酬は高水準です。

 5位  アメリカ 17万4000ドル(1914万円)
上院議員、下院議員ともに同額です。しかし、2010年以降、下院議員は昇給に反対票を投じていることから2009年以降も給与水準はかわっていません。

 6位 オーストラリア 14万1300ドル(1554万円)
オーストラリアの議員報酬は2016年以降、毎年2%上昇しています。ジチュヒ上院議員はテレビ番組で報酬を高いと思わないと主張し物議を醸したことがあります。

 7位 イタリア 14万3352ドル(1576万円)
欧州でもっとも議員報酬が高額な国として知られていましたが、2018年に、反体制派のポピュリスト党である5つ星(※)が政治家の年金を標的にして勝利しました。

 8位  ドイツ 13万3279ドル(1466万円)

 欧州ではイタリアに続く2位の高額議員報酬です。個人で秘書を雇った場合はその人件費として最大23万9000ユーロ(約3100万円)が支払われます。

 9位 カナダ 13万0710ドル(1437万円)

 上院議員、下院議員ともに同額。上院議員は総理大臣の推薦により任命されます。下院議会議員は、4 年に1度行われる連邦選挙の際に一般市民から選出されます。

 10位 オーストリア 11万7903ドル(1296万円)

 欧州では、イタリア、ドイツにつぎ議員報酬が高額です。オーストリアの平均年収は約558万円で議員は国民平均の2.8倍の報酬を得ています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/19b8ddec8b789e06e2b9024a19f531ef626b2fcf?page=3
 〜11位以降は国名と金額を記載します〜

 11位 ノルウェー 10万8907ドル(1197万円)

12位 アイルランド10万6389ドル(1170万円)
13位 オランダ 10万4076ドル(1540万円)
14位 イギリス 10万2364ドル(1126万円)
15位 デンマーク 10万0587ドル(1106万円)
16位 フランス 9万8647ドル(1085万円)
17位 ベルギー 9万7549ドル(1073万円)
18位 ロシア 9万3330ドル(1026万円)
19位 フィンランド 8万9317ドル(982万円)

29位 ハンガリー 2万8000ドル(308万円)
30位 中国 2万2000ドル(242万円)