大雨と高温で甲虫が異常繁殖 アルゼンチンの町を“占領”

サンタ・イザベル、アルゼンチン、1月17日(AP)― 南米アルゼンチン中部のラ・パンパ州にある小さな町サンタ・イザベラが、数十万匹、いや数百万匹の甲虫類(カブトムシやクワガタなど)に占領された。
冬のこの時期としては異常ともいえる大雨と高温が、尋常ではない繁殖につながったのではないかと生物学者はみている。

アルゼンチンでは、「殻が固い」という意味の“カスカルドス“と呼ばれるビートルは、昼間は市内の公園や庭園、民家の屋根の防水シートの裏側などの暗がりに潜んでいるが、夜になると一斉に這い出してくる。
数十万匹の甲虫の退治に苦慮した市当局は、3日間街灯と建物の明かりをすべて消すという窮余の一策を思いついた。
このブラックアウトが奏功し、あれだけいた昆虫が劇減したというが、一体カスカルドスはどこへ行ったのか…

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