愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で、県内の山間部で有害鳥獣として駆除されたシカを、猛獣の餌にする「屠体給餌(とたいきゅうじ)」が本格化している。
駆除後、廃棄されている現状の中、シカ肉を処理する施設が同県東栄町に誕生したことがきっかけ。
他県の動物園からも問い合わせがあり、命を次の命につないでいく東三河発の取り組みが広がりそうだ。

 ポキポキ、パキパキ…。パークの獣舎で、三歳の雄のライオン「アース」が時折、目を細めながら、シカ肉を堪能していた。
与えられたのは、あばら骨などを含む三キロ。普段、馬肉などは五分ほどで食べ終えてしまうが、一時間ほどかけて完食した。
食事に時間がかかり、胃に負担がかからないという。

記事全文は中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/402416
https://static.chunichi.co.jp/image/article/size1/e/6/8/f/e68fae71ded7aea1619407bfeb4549fb_1.jpg