野党第1党の気概も政権奪取の気迫も感じられない立憲民主党
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/300151

立憲民主党は衆議院に97議席を有するまぎれもない野党第1党であるけれども、このところの各社世論調査で軒並み、同41議席の第2党=日本維新の会に支持率で負けるという異常事態が起きている。

 1月14日発表の時事通信の政党支持率調査では立憲4.0に対し維新4.3、11日発表のNHK調査では、同じく5.4対5.8で、立憲がすでに野党第2党の座に落ち着きつつあるかのようである。

加えて、野党第3党(同11議席)の国民民主党が、地域政党「都民ファーストの会」と合流して夏の参院選に臨み、あわよくば同会の特別顧問である小池百合子都知事を担ぎ出してブームを引き起こそうとの思惑で動き出しており、それが成るなら連合労組もこちらに軸足を移す可能性があり、事と次第によっては参院選後、立憲が事実上の野党第3党にまでずり落ちるかもしれない情勢となってきた。