サラダ油で大量殺人をしようとした奴をテーマにしました

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その目には全てが幸福に見えた
長らく馬鹿にされ続け
彼の心は曇ってしまった
幸せを感じられなくなっていた

彼は電車に乗っていた
牛刀でいろんな人を切りつけた
誰も殺せなかったのは良心の名残だろうか
それとも非力さ故か?

彼はサラダ油で電車を燃やそうとした
ライターで燃えるはずのない油と共に
己の憎しみを撒き散らした
彼はまたひとつ馬鹿にされてしまった

彼の狂気の引き金は女への憎しみか
マンコへの愛憎か
彼は底なしの馬鹿だった
悲しき男は彼だけだろうか?


終わり

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