1日2杯のワインは脳の健康によい!? 海外の研究で判明
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c89839c0e6fe3daf163ab16e77bd5c7ad1e3cd2

頭の中を整理するためにヨガでオームを唱える必要はないらしい。
よりヘルシーな頭脳を保つ秘訣は2杯のソービニヨンだと判明。
ロチェスター大学メディカルセンターの研究員たちは低濃度のアルコールが
アルツハイマー病などに関連する毒素を排出することに役立つことを発見した。
オーストラリア版ウィメンズヘルスより詳しく見ていこう。

「長期間の過剰なエタノールの摂取は中枢神経系に悪影響を及ぼすことがわかってます」
と説明するのは研究をリードしたマイケン・ネーデルガード医師。

「しかし、この研究でわれわれは初めて低濃度のアルコールが脳に有益である可能性を発見しました。
それは、脳が老廃物を排出する力を改善するというものです」

マウスを使って行われた本研究では、研究員たちは脳のゴミ処理機構(脳の独自の洗浄プロセス)と
アルコールに対する変化に着目。

その結果、アルコールが高濃度の場合、脳は炎症を起こし、認知機能や運動能力が悪化することが判明した。

しかし、アルコールが低濃度の場合(1日2.5杯程度と同量)炎症は大幅に減少し、
脳のゴミ処理機構は老廃物処理を効率的に行うことが判明した。

「今回の研究では、長年過度のアルコールを摂取すると認知力の低下リスクを高めてしまう一方で、
低〜中程度のアルコール摂取は認知症のリスクを軽減させることに関連性があると判明しました。
低濃度のアルコールは脳の健康状態を全般的に改善します」

残念ながら、「老廃物排出」においては赤白どちらのワインがより効果的かは明かされていない。
ただ、研究員たちは他の種類のアルコール(ビールなど)についても同様の効果が見込めるだろうと付け加えている。

だからといって飲んだくれる口実にはならない。お酒は自己責任のもとで楽しもう。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。