ストッキングなどの製造を手掛けるアツギは、むつ事業所を含むアツギ東北の生産を5月末で終了することを決めました。
現在、むつ事業所には500人余りが勤務していて、1月21日朝、従業員たちは「まだ説明がなく私たちも知らなかった」と話し、足早に出社していました。
アツギ東北のむつ事業所は1966年に設立し、ピーク時には1000人以上の雇用がありましたが、新型コロナの影響で主力商品のストッキングの需要が落ち込み、2020年には、300人規模の退職希望者を募り、再建を図っていました。
【むつ市 宮下宗一郎市長】「500人を超える方々がこの報道の通り雇用を失うことになれば、むつ市政史上始まって以来戦後最大の雇用の危機ということになります。私たちむつ市としては最後まで皆に寄り添って今後の方向性について考えていきたい」
アツギによりますと、従業員は事実上の解雇になると話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/21727909ffd8a34ffe8823acc7dc284afc3a17c3
