岸田首相がアート振興の推進を明言。衆議院本会議の代表質問で

岸田首相は「わが国の文化資源やアート作品は、観光を通じた地域活性化などに貢献する資産であり、
わが国に対する世界の憧れを生むソフトパワーの源泉でもある。
これらを将来にわたって活用するため、世界に魅力を発信し新たな創造を持続的に支えることが重要」と回答。

さらに首相は、アーティストやマーケットの活性化についても、より具体的に踏み込んだ発言をしている。

「世界的な現代アーティストの輩出につながるよう、作家の国際展開の支援や、
作品価格の透明性向上等を通じて取引市場の活性化に注力するなど、文化アート振興を推進していく。
独立行政法人、国立美術館についてはアート振興の中核として、
優れた学芸員の育成による世界的なコレクションの形成、活用や、
国立新美術館におけるアートの魅力のグローバルな発信など、抜本的な機能強化を進めていく」。
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