新型コロナウイルスのワクチン接種に反対するチェコの歌手が感染からの回復証明を得るために故意に感染しましたが、その後、死亡しました。

 チェコの歌手ハナ・ホルカさん(57)は新型コロナに感染し、今月16日に死亡しました。先月、夫と息子が感染したものの、対策をとらずに一緒に生活を続け、自らも感染したということです。

 チェコでは18歳以上の人が飲食店や劇場などを利用するには、ワクチン接種か回復の証明が必要です。ホルカさんはワクチン接種に反対し、接種をしておらず、息子はホルカさんが「回復証明を得るために故意に感染した」と話しています。

 ホルカさんは亡くなる2日前、自らのSNSで「デルタ株をなんとか乗り越えた。これで劇場にサウナ、コンサート、そして海にもすぐにでも行ける」と投稿していました。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4451971.html