【「ドント・ルック・アップ」評論】SF喜劇でもアダム・マッケイ節が全開! 風刺メガ盛りの“笑撃”に世界はどう応える

半年後に地球に衝突する巨大彗星が発見され、進路をそらすため核爆弾を積んだ宇宙ロケットが飛び立つ――という前半の筋だけ聞くと、
「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」のようなSF大作かと早合点しそう。でも待って、監督・共同脚本のアダム・マッケイは、「俺たちニュースキャスター」
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」「バイス」などの諸作で報道、金融、政治といった世界のトンデモな裏事情や不正を笑いも交えて風刺してきた社会派の喜劇人だ。ありきたりな大味の娯楽作で終わるはずがない。

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