ティク・ナット・ハン師死去 ベトナムの禅僧（共同通信）｜熊本日日新聞社
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ティク・ナット・ハン師（平和運動などで世界的に著名なベトナムの禅僧）２２日、ベトナム中部フエで死去、９５歳。死因は不明だが、脳疾患を患っていた。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版などが伝えた。
２６年１０月、フエ生まれ。６０年代に米国で学び、米公民権運動の黒人指導者キング牧師と親交を結んだ。非暴力の立場からベトナム戦争終結を訴え、欧米の反戦運動に影響を与えた。瞑想指導者としても広く知られ、日本でも多数の著作が出版されている。
７０年代に拠点としていた南ベトナム（当時）の政府に帰国を拒まれ、フランスで暮らすようになったが、近年は体調を崩しベトナムに戻っていた。（ハノイ共同）
